ご注意
ネタは、猫について語らう類のスレから拾ってくることがほとんどです。
猫のことを話しているのが前提になっているレスが多いため、のっけから「うちの子は…」「姫が…」などで話が始まったら、「あぁ、猫のことね」と脳内補完をお願いします。
変なコメントを見かけたら→http://vapor.jp/2yan/comment.html

2016年08月26日

[16/08/26 管理人より]


ご無沙汰しております。
私事ばかりで申し訳ありませんが、更新担当・チビの現状について書かせてください。

実は、チビは昨年の今頃から悪性乳腺腫瘍を患い、療養しております。
前回更新で「服を着ている」等と書いたのはそのためでした。
当サイトではなるべく暗い話・悲しい話を掲載しない方針ですので、この件についても公表しないつもりでおりました。

動物病院の腫瘍科の先生からは、
「猫の乳腺腫瘍は再発率が非常に高く、患部を摘出しても完治の望みは薄い。年齢が年齢なのでこのまま見守っては」
というアドバイスをいただき、手術などの外科的処置はしないと決断しました。
今年1月には腫瘍の自壊が始まり、おなか全体に広がって、一時期はモーズペーストでの処置も追いつかないほどひどい状態でした。
本猫が食欲も甘え欲も衰えず元気に過ごしていたのが救いでしたが、患部を目にするのはとても辛かったです。
週に一度病院で膿を出してもらって、毎日患部にガーゼを当てて包帯を巻き、その上に術後服を着せて舐め壊しを防いでいました。
術後服には生理用ナプキンを貼って膿を吸収させていましたが、ひどいときには1日で2枚のナプキンがずっしり重くなるほどでした。

ところが、療養を続けるうち、ここ数ヶ月で膿がほとんど出なくなり、なんと腫瘍も小さくなって、先生から
「もう包帯も服も要りません。通院も月に一度くらいのペースで様子を見ましょう」
という言葉をいただきました!!
しこりはまだ残っているので完全な治癒とは言えませんが、数ヶ月前を思えば信じられない快復です。


モーズ軟膏処置や縫合のために剃られていたおなかの毛も、今やこんなにフッサフサに!
何ヶ月か前まで膿でグジュグジュだったとは思えません。


「悪性乳腺腫瘍」という診断結果を聞いたときは、頭が真っ白になりました。
病気についての情報を検索すればするほど望みが消えてゆき、「覚悟」という言葉だけが残されました。
いちばん症状がひどかった頃は「もう17歳の誕生日は迎えられないかもしれない」とさえ思っていました。
それでも、チビちゃん自身はマンマをモリモリと食べ、べったりとヒトに甘えて、至って元気に過ごしていました。
ここまで快復したのは、病院の先生の適切な処置と、なにより本猫の生命力の賜物だと思っております。

乳腺腫瘍について調べると、どうしてもつらい情報がたくさん入ってきます。
同じ病気の猫さんとともに闘っている飼い主さんも多くいらっしゃるかと思います。
お辛いとは思いますが、どうか希望を捨てないでください。
なるべく猫さんにストレスを与えないように、ご自身もあまり思いつめないように、できるだけ楽しく過ごしてください。
チビのように、高齢でも症状がひどくなっても、こんなに快復することもあるよ、ということを伝えたくてこの記事を書きました。

余談ですが、雉縞家はこの7月で、げぼく生活20周年を迎えました。

どうか、皆様と猫さんたちとの暮らしが幸せなものでありますように。

追記
雉縞家で行っていたチビの看護についての詳細です。
もし参考になれば幸いです。

通院は週1回。
おなかの毛は剃って、自壊部分は膿を出したあとモーズペースト(*1)で傷口を固めてもらいました。
モーズペーストで対処できないほど自壊部分が広がったときは、患部を縫合してもらいました。
「癌部分には基本的に痛覚がないが、縫合してもくっつかない」と言われていたのですが、ちゃんとくっついて毛も生えそろったところを見ると、皮膚までは癌細胞に侵されていなかったようです。
(そのかわり痛かったよね…(´;ω;`))

*1:【モーズペースト】人工的なかさぶたのようなもの。軟膏状のものを膿んでいる患部に塗って、固まると浸出液をおさえられますが、1週間ほど(ひどいときは2日ほど)で崩れてしまいました。固まるとき・はがすときにかなり痛いようです…

サプリメントについて。
初めて診断されたときに抗がん作用のあるサプリメントを処方されましたが、本猫が服用を断 固 拒 否
癌への対処としては気休め程度のものと考え、無理に飲ませるのはかえってストレスになると判断して、結局使いませんでした。

家での患部処置は毎日。
これはチビにとってもヒトにとってもつらい時間でしたが、欠かさず行いました。
ドラッグストアに売っている「傷に貼りつきにくいガーゼ」に、「きえ〜る」(*2)を染み込ませ、患部に当てて、粘着式の伸縮包帯でぐるぐる巻きにしました。ひどかった時期には、いちばん太い包帯を1日1本半くらい使わないとずれてしまう状態でした。
その上に、おなか部分に生理用ナプキンをつけた「術後ガードスーツ」を着せて処置完了。

簡単に書きましたが、これは二人がかりの仕事でした。
術後服を脱がせて、包帯は背中側からハサミジョキジョキ切ってはがします。
雉縞(父)がブラッシングしている間に、雉縞(姉)はガーゼ・包帯・ナプキンと服を準備。「きえ〜る」で湿らせたガーゼは冷たいので、暖房機やヒトの手などで人肌程度まで温めておきました。
リラックスさせたところで、父がチビをバンザイさせます。バンザイというかのび〜るというか、とにかく両手を持ち上げて、おなかが姉のほうに見えるよう二足立ちの状態にします。
患部に温めた湿ガーゼを当て、なるべく手早く包帯を巻きます。最初のうちはきつそうになってしまったり、逆に緩すぎてずれてしまったりしましたが、毎日やっていたおかげで、包帯巻きがうまくなった気がします(`・ω・´)
それから術後服を着せられて、やっとチビちゃんは解放されるのでした。

*2:【きえ〜る】腐敗系の悪臭を消してくれる「バイオ消臭剤」。猫さんの乳腺腫瘍と闘っているかたのブログで紹介されていました。使うまで半信半疑でしたが、これで湿らせたガーゼを当てるとたしかに膿の臭いが消えました。(チビの回復具合を見る限りでは)雑菌の繁殖も抑えてくれていたかもしれません。確実な効果は保証できませんが、チビの患部には効いていたと思います。

夏になる頃、膿はほぼ出なくなり、傷もふさがったので、包帯を巻く処置は中止しました。
それでも当分は舐め壊しを防ぐため服は着せていて、洗い替えのため毎日着替えさせていましたが、暑くなると着るのを全力で嫌がるようになりました。
通気性の良い服とはいえやはり暑いでしょうし、毛づくろいができないのもストレスになったようです。
なので、先生からの「着せなくていいですよ」という診察にはチビもヒトも大喜びでした。
正直、自壊が始まってからは
「もうこの仔には一生服を着せないといけないんだ…あのかわいいシマシマを見られるのは包帯交換のときだけになるんだ…もう二度とフサフサなおなかの毛を見ることもできないんだ…」
としょんぼりしていたので、ふたたびあのツヤツヤな背中とフカフカなおなかを見られることになったのが本当に幸せです。

またいつ再発するかもわかりませんが、今はこの幸せを噛みしめてチビとゆっくり過ごそうと思います。
乱文失礼いたしました。
posted by にゃん&チビ at 06:00 | Comment(18) | TrackBack(0) | お知らせ このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
回復に向かって本当によかった!!!

健やかで一緒にいられるというのは、本当に幸せなことですね。
早く帰って、愛猫と過ごしたくなりました(ΦωΦ)
Posted by kinaabi at 2016年08月26日 11:17
ウワァァァァ…久々に訪問したら!
チビちゃん本当によかったです。
もっとずっと一緒にいたい家族でありお家であると、本猫が強く思っていてくれているのでしょう。
雉縞家が、何気ない生活を長ーく重ねていけますように。
Posted by at 2016年08月26日 15:11
無事に下僕人生を謳歌されているとのこと、なによりです。
Posted by NNN at 2016年08月26日 22:50
ちびさんがそんなことになっていたとは…。
それでも、この回復力には感動です。
このまま穏やかな毎日が送れるよう、お祈りいたします。
Posted by ぺやんぐそーすやきそば at 2016年08月27日 20:52
チビちゃん、元気になって何よりです!!
Posted by at 2016年08月27日 23:56
快復してよかったです。
お洋服ってなんでかな?と思ってましたが、乳腺腫瘍でしたか…。
我が家の体験を思い出しました。お察し申し上げます。

チビちゃんの頑張りと管理人さん御一家の愛で、末永く穏やかな日々が続きますように。
Posted by at 2016年08月29日 01:46
まだまだ年中無休のかわいい屋さんでいてください。
Posted by at 2016年09月01日 12:20
よかったよかった。
まずは一安心ですね^^
Posted by at 2016年09月04日 17:46
ちびちゃんの健やかな生活が少しでも長く続きますよう、遠くからお祈りしています
Posted by at 2016年09月04日 22:46
よかったにゃ〜
Posted by at 2016年09月05日 01:46
快復おめでとうございます!

管理人さん、闘病中にチビちゃんとした約束、ないですか?
ちゃんとまもってあげてくださいね。
Posted by つい約束しすぎちゃう下僕 at 2016年09月14日 23:14
どうかこの小さな幸せの日々が続いてくれますように。
Posted by at 2016年10月13日 12:45
おおおー!!よかったー!!
Posted by at 2016年10月14日 18:55
新しい年が明けました
雉縞家の皆様 おかわりないですか
チビちゃんその後どうしてますか
可愛いお顔見せてくださいね
Posted by at 2017年01月01日 01:30
チビちゃん、体調はどうですか?
今日は節分ですね。
鬼は外!鬼は外! チビちゃんの身体の中にいる悪い鬼さんやっつけちゃえ!追い払っちゃえ!
替わりに福は内。
Posted by at 2017年02月03日 18:00
ニャンの日です。
チビさん、ご家族の皆さんがしあわせであるように祈っています!
Posted by at 2017年02月22日 09:16
今年も猫の日キタ!
チビちゃんが健やかに過ごせますように。
Posted by at 2017年02月22日 21:38
少々遅くなりましたが、猫の日おめでとうございます。
ご機嫌よく、お過ごしください。
Posted by at 2017年02月22日 22:28
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